山ノ根自治会(加藤和正会長)が今年度から運営している「こどもクラブ」が5月19日、子どもの進学や進級を祝うことを目的とした「お楽しみ会」を初めて実施し、児童・未就学児13人が参加した。イベントでは輪投げや折り紙、映画上映などが行われた。
山ノ根地区では「役員の担い手がいない」ことなどを理由に従来まであった子ども会を今年度から廃止。そこで小学生が地域で集まる場を作ることを目的に、同自治会が「こどもクラブ」を組織した。
同クラブは、子ども会が運営できなくなった原因や経緯を踏まえ「役員負担なし」「会費なし」「入会登録なし」を掲げ、年3回企画されるイベントごとに参加者を募るのが特徴。また市の単位子ども会を取りまとめる「厚木市子ども会育成連絡協議会」には加入せず、自治会の内部組織として運営する。
同クラブを企画した山ノ根自治会役員の甘利雅雄さん(63)は「会員制をとらない組織なので、イベントを企画しても来場者数が予想できないなど不安がある。今後数年間、同様のイベントを企画し実施していくことで、メリット、デメリットがより見えてくると思う」と話す。
厚木市子ども会育成連絡協議会は昨年、発足50周年を迎えた。市青少年課によると2013年5月現在、同協議会は95の単位子ども会で構成され、会員数は3841人。11年度は102単位4539人、12年度は97単位4289人と年々減少している。この状況について市は「協議会役員を通して続けてもらえるようお願いをしているが、脱退を止めるのは難しい状況」としている。
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