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ココロとカラダをケアする産婦人科 医療レポート "ホスピタリティ"で支援 取材協力／伊勢原協同病院
妊娠から出産、育児まで。周産期医療をサポートする産婦人科。地域の中核病院として自然分娩を信条とする伊勢原協同病院には、伊勢原市をはじめ、厚木市や平塚市、秦野市など近隣地域からの出産希望も多く、出産件数は年間で約４００件にのぼる。より快適な出産環境をめざし、陣痛室の整備と入院セットの提供を始めた同院産婦人科・山内格婦人科部長と横山紀代美師長に話を聞いた。
「出産は病気とは違います。当院では『ここで良かった』という気持ちになってもらえるように、ホスピタリティを大切に考えています」と山内部長は話す。入院セットは入院に必要なアメニティーグッズのセット、妊婦さんはパジャマの持参だけで入院できる。また陣痛室も広くなり、家族がゆっくりできるようになった。「少しでも快適な出産のために医師や助産師だけでなく、栄養室や検査室、事務にも意見を聞き、それぞれができるサービスの提供を行っています」と話す。
また同院では希望する父親の立ち会い出産も可能。妊娠中から産後まで「母親学級」をはじめとする多くの指導を行っている。山内部長は「小児科医師とも緊密に連携をとり、安心で安全なお産と快適な妊娠生活を提供できるよう努めています。どうぞお気軽にご相談ください」と話した。
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