かたことNOTE
▽隣の町のことですが…。愛川町山田登美夫町長が3期12年の任期を全うし、その職を退いた。10月25日夕方、町庁舎の大会議室で退任式。来賓、町役場幹部職員、後援会役員を前にして退任の挨拶をされていた。▽「東京オリンピックの年に奉職、そして2020東京五輪が決まった年に退職というのは感慨深い。今日は台風27号が接近していて、いつも執務しているときに見える愛川の山々は霞んでみえない。が、私の心は何の曇りもなく晴れ晴れとしている」と話した。▽聴きながら思いだされたのは12年間毎年、年の瀬近くに町長にお会いした時のこと。初めのころは「私は日本で一番財務に明るい町長」と自負。その次には「広報あいかわの表紙は最もこだわりがある」とスポークスマンの極み。3期目の最初から「自分は4という数字を知らない」と勇退を宣言していた。何を尋ねても躊躇なく即答だった。町長応接室には町の航空写真と愛川の山々が描かれた横に長い絵が掛けられていた。いつか「愛川町で一番好きな場所は?」と問うと「八菅山」とのお答えだった。▽愛川町に生まれ育ち、昭和39年に奉職以来、町職員、そして助役を経て町長…と実に49年間、愛川町のために働いたことになる。▽山田町政は功名心より郷土愛から生まれ出た町づくりだったと思う。故に愛川町の完成度は高まったように思える。「町長、お疲れ様」の気持ちから、思わずウルウルした。
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4月19日