県立厚木高校PTA(松下博俊会長)が主催した講演会が12月7日、同校で行われ、生徒と保護者約50人が参加した。この講演会は、1学年のPTAが企画し、教養を高めてもらうことがねらい。
この日の講師は、駿河台大学ハンドボール部監督で客員教授を務める鈴木徹さん(33)。鈴木さんは、高校の卒業式1週間前に車で交通事故を起こし、右足膝下11cmを残して切断した。その後、事故から懸命のリハビリを経て、2008年北京五輪パラリンピック走り高跳びで193cmの5位に入り、日本初の義足のプロアスリートとして講演活動を行っている。
講演のテーマは、「自分を好きになろう」。競技用の義足をつけてグラウンドを走っている映像がスクリーンに映し出されると驚きの声が上がった。その後、義足生活で常に痛みと向き合っていることを明かし、「自分ができないことをやる勇気を持つことが大切。やりたいことをやっていれば周りの人が必ず助けてくれます。前へ前へと進んでいって欲しい」と話した。
講演を聴いた鈴木みゆきさんは「今まで知らなかった障がい者のスポーツの世界を知ることで、親としての重要性や役割が再確認できた」と語った。
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