女子ソフトボールチーム・厚木SCの新監督に就任した 加藤 幸二さん 41歳
常に威風堂々と
○…今年チーム名と選手を一新し、新体制で女子ソフトボール日本リーグ2部に臨んだ厚木SC。7チーム中6位に終わったチームの立て直しが期待される新指揮官だ。12月7日に初練習を行い、来春のリーグ開幕に向けての第一歩を記した。15人ほどのメンバーの約半数は新人。「しっかり守備からチームを作って、守り勝つ試合をしたい」と方針を語る。試合形式の練習はせず、基礎からの指導を進めていく。
○…2011、12年と女子1部リーグ・大鵬薬品のヘッドコーチを務めていた。コーチ一年目、開幕直前に監督が不在となる緊急事態に直面。「選手の顔も名前も一致しない」なか、事実上の監督として指揮を執った。「チームが一部残留することができたし、いい勉強になった」と前向きに振り返る。しかし、昨年でチームが休部。地元千葉でクラブチームの代表をしていたが、縁あって厚木SCの監督となった。
○…普段は埼玉県の製薬会社に勤務。コーチ陣と連携を取りつつ、練習に訪れるのは土・日が多い。ボランティアに近い環境で、厚木に通う費用は協会の理事長が捻出。実業団ではない厚木SCでは各自の仕事が日中あるため、選手全員が揃うのは稀なこと。それでも「選手たちは与えられた環境の中で明るくやってくれている。人数が少ない分、こちらも中身の濃い練習ができる」と話す。どのチームでも選手に説くのが「常に威風堂々と」という言葉。「逆風があっても堂々とプレーしよう。プライドを持ってやろう」。新しく生まれ変わったチームにとっても、ピッタリの言葉だ。
○…学生時代まで野球を続け、社会人からソフトボールに転向。国体優勝も経験した。現在は妻と1歳の息子を千葉に残し、仕事の都合で単身赴任中。自由な時間がない中、楽しみにしているのが息子とのドライブ。「家族との時間を大切にしたいですね」と、1児のパパの顔になった。
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