ビル内外での工事が進む
厚木市は１月31日、現在改装作業が進むアミューあつぎ（旧厚木パルコ）の開館日を４月26日（土）と発表した。すでに工事は75％が完成し、２月下旬には商業スペースに入るテナントの一部が市から発表される予定だ。
地下１階〜４階の商業スペースと９階の映画館は正式開館に先駆け、４月24日（木）にプレオープン予定。
市によれば21区画ある商業テナントは、90％が正式契約済み。長期入居を想定した契約内容だという。残りのテナントもほぼ決定しており、すでにピザ専門店のナポリスや、着物販売店のきもの京彩＆スタジオありがとうなど、自社のホームページで出店の告知を行っているところもある。
映画館フロアに舞台を設置
映画館に関しては旧パルコ時代に３つあったスクリーンのうち一つを舞台に改装。トークショーや音楽発表の場としての利用が想定されており、こけら落としでは著名な落語家を呼ぶ方向で話が進んでいる。
残る２スクリーンでは、いわゆる「シネコン」のような新作上映はせず、時間・曜日によって往年の名作や親子で楽しめるもの、ヨーロッパ系の作品などを上映する。
４月26日のオープン時には式典を行うほか、５階〜８階のあつぎ市民交流プラザ内で文化芸術活動の発表や収蔵資料展などの各種イベントを開く。また、「かながわフードバトルｉｎあつぎ」や「かなキャラ大集合」などのイベントも中心市街地で同時開催。市では注目が集まるオープン時の集客確保をねらう。
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