北消防署依知分署の新築移転を記念した落成式が3月16日、市内関口の同分署で行われ、小林常良厚木市長、川口仁議長、飯島悟消防長をはじめ、地域住民ら98人が参加した。
新分署は、1980年に建築された旧分署(山際)から国道129号線沿いに建設された。敷地面積は、1034・26平方メートル。構造は鉄筋コンクリート造2階建て。延床面積は625・06平方メートル。建設費は約2億300万円。依知地区の消防防災拠点として、昨年3月に開通した、さがみ縦貫道路圏央厚木インターチェンジも近く、高速道路での事故などに迅速に対応することを見据え、設備を整えた。
施設の特徴は、環境に配慮した太陽光発電設備を消防庁舎として市内で初めて導入したこと。また、災害や車両火災に対応できる化学消防ポンプ自動車(全長7・23m)を配置したほか、屋上にはヘリコプターが上空から場所を識別できる「依知消防」と書かれた対空表示を取り入れた。
落成式では、テープカットが行われた後、小林市長が「新たな分署の役目が加わり消防の形ができ上がった。災害に備え地域の方々の命や財産を守っていくために頼りにされる施設であってほしい」と新分署の役割の大きさを強調した。
落成式に参加した市消防本部の飯島消防長は「さがみ縦貫道の事故対応、大規模災害が発生した時の拠点として、市民の方の安全を第一に、環境に配慮した施設を目指す」と話した。
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