厚木市都市農業支援センターのセンター長に4月1日付けで就任した 宮森 潤二さん 上依知在住 41歳
いつでもポジティブ思考
○…市内水引にあるJAあつぎ経済事務所内の一角。厚木市と市農業委員会、JAあつぎが連携し4月1日、都市農業支援センターが開設された。三者の職員5人が常駐する中で、センター長を務める。「責務に関しては非常に重く受け止めています。連携を強化して、架け橋をより大きくしていきたい」と、はっきりした口調で話し始めた。
○…遊休農地・耕作放棄地の増加、農業従事者の高齢化や後継者不足、農業の生産性の低下など、厚木市が抱える農業の課題は山積している。支援センターはそれぞれの専門性を生かし、相談業務をワンフロア化したことで、効率的に都市農業を支援できることに期待が集まる。「センターができたからこそ発信できることがある。これからは改善策や企画力も求められる」と決意を語る。
○…北海道根室市生まれ。父の転勤で横浜、厚木と移り住んだ。高校を卒業後、進路指導の先生に勧められて、JAあつぎに入職。地元で働きたいという思いは強かったが、それまで農業との関わりは一切なかったという。入職後は、主に経済や営農関係の仕事に従事。野菜全般を担当し、農家に足しげく通い、信頼関係を築いていった。営農指導員として働いていたとき、大型農作物直売所『夢未市』が開設。農家に作物を置いてもらうための情報提供や提案が印象深い仕事。「お前だから任せられる」という言葉が嬉しかった。
○…妻、一男一女の4人家族。家族で近所の田んぼをぐるりと回る散歩が息抜きだ。最近心がけていることは、「思っていても発言しなければ何も変わらない。間違っていてもいいから発言をする」ということ。JAで働いて地域の人々との関わりあいの中で、自治会活動など地域貢献をしている人が多いことを実感するという。「農業も、食に関しても、地域のことに関しても、もっともっと突き詰めていきたい」。常にポジティブな発想が印象的だった。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>