4月17日付で厚木市民朝市出店者組合の新組合長に就任した 相原 正夫さん 長沼在住 61歳
自己流で根気よく
○…今年で40周年を迎える市民朝市。4月17日の総会を経て、出店者組合の新組合長に就任した。副組合長を4年経験しての組合長。2年の任期を見据え「いろいろ案はあるけれど、これからどうしようかと考えています」と笑う。平塚など近隣の朝市を招いての交流や、いわゆる「給料日前」の家計を助ける企画などを考えているのだとか。「文化会館で毎週日曜に朝市をやっていることを知らない人も多いので、より多くの人に存在を知ってもらうことも大事」と意欲的だ。
○…朝市には妻といつも2人で出店。地元のスーパーなどにも販路を持つが「やっぱり対面販売が一番おもしろい」と声を張る。客と店が一緒になり、朝市を作っていく。時には寝坊して終了間際にやってきた客に、売れ残った野菜をあげたことも。「それもサービス。その人が誰かに話して『じゃあ朝市に行ってみようかな』となってくれれば」と前向きだ。
○…父の代からの長沼育ち。転機となったのは20年ほど前。父に頼まれ農業の道へ進んだ。それまでは物流配送や引っ越しの破損家具の修理作業などを経験。「行くたびに違う仕事。根気がいるけれど、どれも面白かった」と振り返る。同じく根気がいるのが農業。畑に出るのはほぼ一人。雨などの天候にも大きく左右される。「自己流でやってきた。この頃やっと覚えてきたところ」。イチゴを中心に、これからはオクラやナスといった夏野菜が主な出荷品。アミューあつぎ内に設けられる観光ショップにも卸すという。
○…昔は時間を見つけてはルアー釣りを楽しんでいたこともあったが、出店者組合の多忙さもあってお休み中。会社員時代の特技を生かし、家具の修理はお手のもの。2人の子どもは小学2年生と幼稚園の年長。「子どもが大きくなるのでこれから稼がなくちゃ」と冗談めかす。うんと年の離れた奥様との馴れ初めは「ナイショ」だそうだ。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
|
|
<PR>
4月19日