今年のアユは「天然多め」 相模川で漁協連が試し釣り
6月1日(日)のアユ釣り解禁を目前に控え、相模川・小鮎川・中津川の三川合流点付近で5月26日、相模川漁業協同組合連合会(木藤照雄代表理事会長)がアユの試し釣りを行った。
この試し釣りは、相模川水系のアユの遡上と育成の状態を確認することを目的に毎年行っているもの。
この日は、同漁協連関係者5人が午前8時から川に入り、試し釣りを開始。漁師の釣り方と言われる、流れに合わせ川底にオモリを転がす「コロガシ釣り」が行われ、1時間半ほどで約130尾の釣果があった。
この日上がったアユの体長は10cmから18cmほど。木藤会長は、「例年に比べ珍しく天然ものが多く、平均より大きめで形も良い。相模川水系全体で、天然遡上の状態は非常に良く、今年は愛好家から観光客までアユ釣りを楽しんでもらえるはず」と話した。厚木観光漁業協同組合によると、「2月の積雪の影響で水量が安定していたことも状態の良い要因の一つなのではないか」としている。
今年は、13トンおよそ130万尾の稚アユが放流され、天然遡上はおよそ151万尾を見込んでいる。
また、同漁協連では東日本大震災発生後から、安全のため、年3回ほど放射性セシウム濃度の検査を専門機関に依頼。これまで基準値を超える結果は出ていないという。この日上がったアユも検査に回され、解禁前に結果が出る予定。
アユ漁は、10月14日(火)まで。今年は初めての試みとして、初心者向けの「アユの友釣り」が中津川上流の才戸橋付近で楽しむことができる。
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4月19日