厚木の夏の風物詩、あつぎ鮎まつり大花火大会の開催が迫るなか、花火製作が大詰め。鮎まつりの花火を長年手掛ける棚沢の花火製造会社「ファイアート神奈川」の三代目、和田吉二代表に話を聞いた。
創業100年以上の同社。この夏は地元の鮎まつりはもちろん、県内だけで20ほどの花火大会を手掛ける予定。仕込みは昨年秋から始められ、繁忙期のいまは人手を増やし、最後の仕上げの真っ最中だ。
和田代表は「花火は火をつけての一発勝負。作り手がいくら満足できる出来栄えでも、お客さんが喜んでくれなきゃ意味がない」と笑顔で話す。電子制御で花火の点火が行われるなど技術が進む中でも、花火玉は変わらず一つひとつ人の手で作られる。
花火の色味や明るさ、燃え方は、火薬に混ぜられる金属化合物で決まり、仕上がりは職人の腕の見せ所。観客の心を奪う今日の花火があるのは、先人からの試行錯誤があってこそ。
取材に訪れた7月11日は、最後に製作されるという、あゆコロちゃんや企業の頭文字など、お馴染みの特殊玉が乾燥段階に入っていた。平面で絵柄が表現される特殊玉は、向きを制御して打ち上げているが、和田代表に言わせても「うまくいったらお慰み」だという。
今年の花火大会は市制60周年カウントダウン。「みなさんがおっと言うような、花火でも祝いたい」と話す和田代表。同大会は8月2日(土)、午後7時から相模川の三川合流点で開催される。
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