愛甲三郎、渋谷重国両甲冑隊が集結
毎年恒例の「愛甲三郎納涼祭り」が７月19日、愛甲石田駅南口周辺で行われた。主催は宿愛甲商工振興会。
平安・鎌倉時代に活躍した郷土の英雄・愛甲三郎の名を冠したこの祭り。メーンイベントは、地元の有志たちによる甲冑行列だ。今年は県内で同じ甲冑隊として活動している、高座渋谷手作り甲冑隊（大津嘉久会長）が初参加した。
高座渋谷の甲冑隊は、地元武将の渋谷重国を模したもの。愛甲三郎と渋谷重国は、源氏の配下同士。実に８００年の時を越えた再会となった。
商店街に設けられた特設ステージに愛甲三郎、渋谷重国両甲冑隊の旗が並ぶ中、両者による「鬨の声」があがると、あいにくの悪天候にも関わらず、会場からは大きな拍手が起こった。大津会長は「８年前に宿愛甲の方々に来ていただいたときは甲冑もなかったが、今回皆さんにお披露目できて良かった」と話した。
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