第55代厚木市議会議長に8月8日付で就任した 石井 芳隆さん 金田在住 65歳
「ありがとう」を胸に
○…「ずっしりと来る責任の重みと、議場が広いということを改めて感じました」と、議長席に着いたときの率直な気持ちを話す。投票前の所信表明で他の議員に訴えたのは、今までの「議会改革」の流れを止めないこと、市民にとって身近に感じられる議会となるよう議会の「見える化」を進めていくことの2つ。「議会基本条例については、できれば任期内に方向性を出したい。議員提出の議案、条例も路線に乗せていきたい」と、決意を語る。
○…議会改革の一環として、2011年から正副議長の選挙時に立候補表明の機会を設けて以来、2度目の挑戦で初めて議長に。議員生活5期20年の節目。「議長は対等に話が聞ける中立的な立場が良い」と、臨時会前日に所属していた会派を一人離れ、「立候補できるのはここかなという思いで出させてもらった」。当選が決まったときは「ありがとう」の感謝の気持ちが一番先にあったという。
○…1949年、佐賀県佐賀市生まれ。地元の工業高校を卒業後、建設機械メーカーに就職し上京。内陸工業団地に会社の拠点ができたことから、厚木へ移り住み22歳で結婚。1男2女に恵まれた。地域で子ども会などの活動に参加していたため、周囲の強い薦めで出馬を決意。40歳半ばで会社を辞め、何も分からなかったという政治の世界に入った。初当選以来、「子どもの育成」と「地域が基本。みんなから聞いたことを実現できるように」という姿勢はぶれていない。
○…議員活動と並行して行っているのが農業。議会でもどこへでも「軽トラ」で赴くスタイルが特徴的。農業の魅力は「自分が手をかけただけ、実りで返ってくること」。農作業は自分自身と向き合う大切な時間になっているとも。子どもたちは独立し、今は奥様と2人暮らし。夫婦円満の秘訣は「ありがとう」の感謝の気持ちを常に持つこと。物腰が柔らかく、着飾らない話し方が印象的だった。
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4月19日