NGO環境教育基金(FEE)が推奨する環境学習プログラム「エコスクール」。戸田小学校(蓮見優子校長)が2月23日、緑ヶ丘小学校(古座野里美校長)が24日、その国際エコ認証であるグリーンフラッグの再認証のための現地審査を受けた。
エコスクールは、環境活動を通じて自ら考え、行動する力を育むプログラムで、認証は学校と地域の一定期間の活動が評価されたことを意味する。2校は2年前に初認証を受けており、今回は2年ごとの更新のための審査が行われた。
児童の自発的な取り組みが特徴の同プログラム。戸田小の審査には、FEEジャパンの審査員2人が来校し、各30分ほどの活動発表と質疑応答が全て児童のみで行われた。
この日は、リーダーの西山京花さんを中心に5・6年生15人が参加。参加できる全教職員も同席した。活動発表では、48ページに及ぶ申請書のほか、ポスターや映像などを使い、「楽しく分別できるように考えたゴミ箱」など、ステップごとに分担して説明。審査員の鋭い質問に戸惑う場面もあったが、助け合いながら全員がハキハキと元気な声で発言していた。
西山さんは「エコ活動を低学年の視点で伝えることが難しかった。今日はすごく緊張したけど、1年間の活動を出し切ることができました」と話した。
緑ヶ丘小では、5・6年生23人で構成される飼育栽培委員会を中心に活動。高学年が11委員会に分かれてエコ活動を全校に広め、エコキャップや節水節電などを地域と共に取り組んでいるという。
審査は第三者も交えた審査委員会を経て、3月中旬以降に結果が伝えられる。
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