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ZOOM UP 国を越え 世代超え指導 ゴールプランダーズ 小俣基行監督

教育

公開:2015年3月27日

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学童保育の子どもたちとのひと時
学童保育の子どもたちとのひと時

 昨年厚木市との友好都市締結30周年を迎えた中国・揚州市。30年に渡り、ボールを通じた交流を続けているのが、GP―ゴールプランダーズサッカークラブの小俣基行監督(67)だ。一昨年までは現地の大学で8年間、日本語講師として教壇に立った。現在は学童保育の園長の顔も持つ。その情熱の人生を聞いた。

 ▽23歳で教師として緑ヶ丘小学校に赴任。サッカー部を設立し「放課後も活動しよう」と立ち上げたのが、GPだった。プロリーグも無い時代。清水、町田、古河…各地の「サッカーどころ」の指導者と交流を深め、自身の戦術眼を養った。結果、全国大会に6度出場。五輪、W杯に出た茂庭照幸選手を筆頭に、プロで活躍する選手も育てた。

 ▽時を前後して、揚州との間でスポーツ交流に力を入れるようになり、GPに白羽の矢が立った。保護者からも後押しする声があり、30年に渡る交流が始まった。「行った子が国際社会の話題に興味を持ってくれたり、揚州からも『これほど交流が続いている所は他にない』と誇りに思ってくれている」と嬉しげに語る。

 ▽教頭時代の2004年、揚州から指導者派遣の依頼を受けた。「新たな挑戦」と職を辞し翌年訪中。大学で日本語学部の講師として多くの学生の面倒をみた。「昔の日本の良さのような、素朴な田舎の心を持った学生ばかり」と振り返る。帰国の折に学生からもらった日本語メッセージ入りガラスは大切な宝物だ。

 ▽戸室の学童保育クラブ「たいよう学園」設立に携わるため、2013年に帰国。園長として20数人の子どもたちと日々を過ごす。「学校と家庭の間として、それぞれでなかなか出来ない、人間として必要な力を培いたい」と眼差しは熱い。学園のエンブレムを自作する絵心の持ち主。GPの発行物の表紙には可愛らしい通称「GP坊や」が。「娘に目の書き方が変と言われるんだよ」と声を弾ませた。
 

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