県内高校サッカーの最高峰、U-18サッカーリーグ1部が今年も開幕する。
同リーグには、昨年全国選手権県予選決勝に初進出した厚木北高校(中村元彦監督)が所属。5日(日)の開幕戦(荻野運動公園・午前11時〜)の相手・桐蔭学園高校は、市内でサッカースクールを経営する元ヴェルディ川崎総監督の李国秀氏が今年監督に復帰した。
荻野を舞台に、厚木ゆかりの指揮官2人が対決する。入場無料。
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厚木北中村元彦監督
「公立の星」の快進撃から5カ月。71人の新チームを「マジメ。大人しいところはあるが、コツコツできる」と評す。「ただ、プロセスは良くても本番で出来なかったら意味がない。それを試合の中で身に付けてほしい」と期待を寄せる。
李監督とは面識がないというが「当たり前のことを理論的に教える指導者。育成目的のリーグ戦の必要性を早くから語っていたし、当時から見たら、世の中をビックリさせた人」と印象を話す。
特定のスタイルに固執せず「個の特徴を生かすサッカー」を志向。主将のDF・笹野駿君(3年)は「自分たちに合ったやり方のサッカーをしてくれる」と指揮官へ信頼を寄せる。フォーメーションも昨年から変えるつもりだ。
昨年はなかった荻野運動公園での公式戦。「荻野で開幕戦ができるのはすばらしい。ぜひ中学生に観に来てほしい」と笑顔を見せた。
桐蔭学園李国秀監督
全国選手権で同高を8強まで引き上げたカリスマ的指揮官が、18年ぶりに桐蔭学園の監督に復帰。約120人を抱える大所帯に「まだ来たばかり。選手の顔と名前が30人ほど一致してきた段階。選手たちはレクリエーション系のサッカーかな。競技系にいくにはもう少し時間がかかる」。
開幕戦を荻野で迎えることについては「自分が志をもって立ち上げた会社のある厚木で開幕というのはなんともいえない気分。いうなれば”良縁”。5日までには、なんとなくチームの骨子ができあがる、桜でいえば5分咲きくらい」。
新チームは「大人のプレーをめざす」。「いったいそれは何なのか。選手自身も自分たちで考えるし、指導者は大人へ導くのが仕事」と李さん節。
キャプテンのDF・長内祐乃輔君(3年)は「大人のサッカーをめざしながら、結果を出していきたい」とまっすぐな眼差しで話した。
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