棚沢の雲渓山常昌院(天利俊介住職)で10月30日と31日の2日間、新本堂と書院の落慶法要「本堂書院落慶結制上堂行持」が執り行われた。
同寺院では昨年10月に新本堂と書院が完成し、今回の法要はそれを祝うもの。2日間に渡って行われる荘厳なもので、寺院境内にも色鮮やかな象の置物が置かれるなど華やかな雰囲気に包まれた。
檀家らも参加した2日目の昼間には、稚児行列が行われた。これには檀家の子どもたちなど24人が参加。きらびやかな衣装に身を包み、同寺院境内の仁王像から本堂前までを歩いた。
また、檀家らには法要の無事終了を祝い、曹洞宗で用いられるお祝いの麺「祝麺」が振る舞われた。
天利住職は「檀家の方々をはじめ多くの方にお祝いいただき、ただただ感謝という想いです。未来を担う多くの子どもたちにも稚児行列に参加いただき、嬉しい限り」と話した。
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