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社会医療法人社団三思会 地域住民と共に歩み35年 中佳一理事長にインタビュー
厚木市内で「東名厚木病院」や「とうめい厚木クリニック」などを展開する社会医療法人社団 三思会が、6月1日で創立35周年を迎える。開設当初より、「健康を創り守る」「地域住民と共に歩む」を軸に「待機する」から「行動する」医療を掲げ、県央の医療圏を支える同法人の創設者、中佳一理事長(74)に話をうかがった。
地域での役割果たす
東京大学医学部を卒業後、医師として地方の医療現場を渡り歩いた中理事長が「自分の力でやってみたい」と、1981年に開設した東名厚木病院。地縁・血縁・職縁のない場所で出発した法人の歴史は、苦難の連続だったという。
中理事長は開設当初から、他院との棲み分け、地域における役割の明確化を意識的に行ってきた。具体的には【1】救急医療【2】予防医療【3】在宅医療の3つ。
特に救急医療の充実は、急性期医療機関として17時以降の夜間救急の体制を強化しており、現在は厚木市の救急搬送のうち約40%を受入れているという。
中理事長の根底になるのは「地域の方々が今一番望んでいる医療に注力したい」という強い信念。「まだまだ通過点ですが、35年が経って我々法人の理念が少しずつ皆様に理解されてきたと思います」と話す。
高い志のスタッフ
法人の歴史の中で、特に印象に残っている出来事は、2011年に発生した東日本大震災における病院スタッフの対応。医師や看護師、リハビリ、事務職員等が自発的にチームを組み、宮城県気仙沼市へ赴いた。大震災発生後1カ月間に渡って交替で医療活動に従事。簡易トイレの清掃など、感染症予防の活動も現場で率先して行った。「災害時に被災者に寄り添う高い志のスタッフがいることは誇りです。その気持ちを大事にしていきたい」と語る。
新棟(4号館)平成29年1月オープン
今年度、中理事長は社会医療法人として地域における役割を果たすために、「中期5カ年計画」を策定し、「地域がん診療連携拠点病院になる」ことを掲げた。平成29年1月には新棟(4号館)がオープンする予定で、手術室が倍増し、放射線機器を導入することで、選択肢を増やし地域でがんの治療ができる体制をめざす。
団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となる「2025年問題」を前に、地域包括ケアシステムの構築に向けて介護事業を充実させることも急務だ。三思会では東名厚木病院の他に、介護老人保健施設や訪問看護ステーション、地域包括支援センターなども展開しているが、今後は組織をあげて介護福祉関連事業を推進・拡大していく。
「医療と同じベクトルで、介護福祉に対して汗をかいて地域にさらに信頼されるようになりたい」
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4月19日