厚木中学校(宮崎昌彦校長・生徒数826人)は、世界的な環境学習プログラム「エコスクール」のエコ認証・グリーンフラッグの取得を7月20日、全校生徒に発表した。
この取り組みは、子どもたちが環境に関わる身近な課題を見つけ、改善することで「未来を変える力」を養うプログラム。環境NGO「FEE」によって世界50カ国以上で実施されており、課題の設定や改善などのステップを経て、審査を通過すると認証を取得できる。市内では同校が6校目の認証となる。
厚木中学校では、昨年4月から活動を開始。Fun(喜び)Ling(輪)Atsugi(厚木)Schооl(学校)Happiness(幸福)の頭文字をとったFLASH推進委員会を組織し生徒会本部とボランティア部のメンバーを中心に校内の課題解決へ取り組んだ。
はじめに、課題抽出のためのアンケートを全校生徒に実施。その中で、雨の日に廊下などが濡れているという意見が多く寄せられたことから、教室に設置されていた傘立てを昇降口に移設。試行期間を経た上で、番号で傘の置き場が決められる傘立ての購入をPTAに依頼し、課題を解決した。
その他にも、女子の校章バッジが肌に刺さって危険という意見から、業者に改善を依頼した。また、記名式だった意見箱に代えて、無記名式のものを設置。幅広い意見を求め、今後も活動を行っていくという。
同委員会の水津颯委員長は「1年半ほど活動をしてきたので、認証を知った時は嬉しかったです。今後も、継続的な活動を行っていきます」と話した。
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