依知北・南両地区の小学生相撲大会「依知子ども相撲大会」が今年で10回目を迎える。藤塚みどり公園であす27日(土)に行われる本番に向け、20日には練習会が依知北公民館で開かれた。
練習会は今年から実施。児童約10人がまわしを着け、試合形式での稽古を行った。立ち合いの形や技のかけ方を、地域の住民が指導。女子の参加者も目立ち、中には男子に負けた悔しさで涙を流す子もいた。
相撲大会は過去にもあったが、一度途絶えていた。2007年、当時藤塚児童館の運営委員長だった榎本忠夫さんが発起人となり、児童館30周年を記念し地元自治会主催で復活した。
地元企業からも協賛を得ながら、2012年からは地区の青少年健全育成会を中心に実行委員会方式で運営。大会は低・中・高学年ごとの個人戦と、学校対抗の団体戦。今年は地区内4小学校を中心に約80人が参加する。大相撲・芝田山部屋から毎年本物の力士が参加し、四股や相撲の礼儀作法を紹介する。
土俵作りや選手へのカレーの提供は、実行委の仕事。委員長で依知北地区青少年健全育成会会長の天野学さんは、現在の形になってから毎回運営に携わってきた。「回を重ねるごとに参加者も増え、保護者にも協力して頂いている。参加者から力士になる子が出てくると良いですね」と話す。
礼儀作法伝えたい
発起人の榎本さんは本番では毎回行司を担当。来月からは地域の子どもを対象に通年で相撲を教える。「一番伝えたいのは礼儀作法。10年間で子どもはもちろん大人にも浸透してきたと思う」と話した。
当日は午前10時から選手受付。10時半からの相撲教室、午後1時半からの相撲大会は誰でも観戦できる。
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