厚木版 掲載号:2017年6月16日号

落書き消して良いまちに 社会

厚木市、消去ボラを募集

今年2月に金田地区で実施された落書き消去作業の様子
今年2月に金田地区で実施された落書き消去作業の様子
 6月は環境月間。厚木市では環境基本計画を策定、「みんなでつくる自然環境と共生する元気なまち」をスローガンに掲げ、さまざまな取組を行っている。6月17日(土)には市民ボランティア団体エコ・アップ・あつぎ(井寛明代表)と協働で県道42号・長坂南公園(関口)高架下トンネル内に書かれた落書きの消去作業を実施。現在、ボランティア参加者を募集している。

 落書きは、刑法および「厚木市みんなで守る美しい環境まちづくり条例」により処罰の対象となる犯罪。3年以下の懲役または30万以下の罰金または科料に処されることもある。

 市ではまちの美観を損ね、犯罪を助長することにもなりかねない落書きに対応しようと2014年度に庁内検討組織を立ち上げた。15年2月、市と市民それぞれの役割と取組の目標を定めた行動指針を策定。同年5月、「厚木市落書き防止マニュアル」を完成させた。落書きのない、快適で安心安全な生活環境の保全を図るために作られた同マニュアルには、落書きの早期発見・通報・消去までの流れなどが細かく記されている。「落書きは軽い犯罪に思われがちですが、重大な犯罪を招くことも。徹底的に対応することで犯罪防止にもつながる」と市生活環境課の担当者は話す。市ではマニュアルを活用し、「落書きをさせないまちづくり」への協力を広く市民に呼びかけている。

 6月17日の作業は17年度市民協働提案事業「行政提案型」の「第1回落書き消去活動体験事業」として行われる。「市民協働事業提案制度」とは、市民が日頃感じている公的な課題について、市民活動団体が事業提案し、市との協働により効果的な解決をめざすもの。以前から環境保全活動に取り組んでいたエコ・アップ・あつぎが、15年度に初めて、同事業へ「落書き消去活動等体験事業」を提案。これが承諾され、16年度に3回実施、今年度も継続して活動することになった。市は「市民と協働で活動することにより、落書き防止の姿勢を強くアピールし、ボランティア参加者の拡大を図りたい」と話している。

 17日実施の落書き消去作業は、長坂南公園に午前9時40分集合。当日参加可能。作業時間は午前10時から11時までの予定。エコ・アップ・あつぎの井代表は「皆で楽しく作業ができて、落書き防止につながれば」と話している。問合せは市生活環境課【電話】046・225・2750へ。

 また、市では昨年から、落書き消去スプレーの配布対象を拡大。落書きされた全ての個人住宅(店舗併用住宅含む)が配布対象となった。希望者は各地区の市民センター窓口へ。

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