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国内最大級コンテスト 厚木ひまわりが初優勝 ハーモニカ 音色広めたい

文化

公開:2017年6月23日

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厚木ひまわりのメンバー(左から高橋さん、萱さん、吉光さん、星さん)
厚木ひまわりのメンバー(左から高橋さん、萱さん、吉光さん、星さん)

 6月4日に東京都千代田区で開催された国内最大級のハーモニカの大会「第37回F.I.H.ハーモニカコンテスト」で、市内で活動するグループ「厚木ひまわり」がアンサンブル小編成部門で初優勝を果たした。

 大会は世界ハーモニカ連盟日本支部(F.I.H.ジャパン)が主催。広い音階・音域を出すことができるクロマチックハーモニカのソロ部門や複音ソロ、デュエット、アンサンブル小編成、同大編成など6部門で競われた。

 厚木ひまわりは、「ハーモニカの父」として数多くの演奏家を育て、2015年に逝去した岩崎重昭さん(享年87)が厚木町で開いていたハーモニカ教室に通っていた高橋紀美子さん、萱真理江さん、吉光紘子さん、星幸江さんの4人で編成するカルテット。10年に結成し、翌11年に初出場した同大会同部門で3位入賞し、その後13年に2位、14年で3位に入賞した。

 市内在住の萱さんのほか3人は平塚、藤沢、所沢から通っている。あつぎハーモニカ協会(AHA)加盟。

 大会の出場は3年ぶりとなった厚木ひまわり。今回演奏した曲は、20世紀初頭に東シベリア連隊の楽団長だったキュッス作曲のロシア民謡『アムール河の波』。「情緒豊かな曲調に4人の呼吸を合わせるのが苦労した」(萱さん)という大曲で、3年かけて仕上げた。

 吉光さんは「結果を聞いたときは、まさかと思った」と振り返る。F.I.H.で優勝するのが目標だった4人は、「これからは、日本中の人に厚木のハーモニカの音楽を届けたい」と意気込みを語った。

 現在は市内にとどまらず、富山、長野、福井、茨城、島根など各地の演奏会に参加する厚木ひまわり。福島県飯舘村で復興支援のコンサートを開いたり、高校生向けの音楽鑑賞会にもボランティア出演している。

強豪厚木入賞者続々

 同じくAHAに加入するハーモニカのグループ・個人も多数入賞したこの大会。アンサンブル大編成部門では愛川ハーモニカアンサンブルが2位、吹夢Zが3位。同小編成部門でConbrio、複音ソロ部門で藤原尊子さん、デュエット部門でこいさんずが3位と、厚木勢のレベルの高さを見せつけた。

 AHAの戸塚幸將会長は「ハーモニカは老若男女問わず手軽にできる楽器。厚木といえばハーモニカのまちといわれるように、盛り上げていきたい」と話した。

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