一般社団法人厚木市商店会連合会(齊藤裕会長)が9月2日、第2回とん漬アイデア料理コンテストを開催し、金賞に菅原裕さん(小田原市)が輝いた。
とん漬の消費拡大を目的に昨年始まったコンテスト。厚木の味として認知度の高いとん漬だが、油で焼くなど単純な調理法が一般的なため、広くレシピを募集し家庭や飲食店への普及を狙いとしている。
この日は応募した10人から書類選考を通過した6人が、実際に調理する最終審査を実施。食肉組合理事長でとん漬のれん会会長の田口幸一審査委員長が「どれも金賞に値するほど、とん漬を生かしたレシピだった」と講評を述べるなか、金賞に輝いたのは菅原さんの考えた「TGR(とん漬ゴーヤライス)」。市内で勤務する菅原さんは「厚木のとん漬と地元小田原の名産の梅干しに加え、夏場は簡単に手に入るゴーヤを使った。炒めるだけで手がかからない調理法がポイント」と話した。
銀賞には大塚友美さんの「炙りとん漬香味ネギだれ丼」、銅賞には梶原公江さんの「とんスパ(とん漬&スパゲティ)」が選ばれた。
昨年と今年の全2回で集まったアイデアは、「とん漬レシピ冊子」として年内に発行予定。
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