県内の県立高校同窓会が中心になって、卒業生と在校生が一緒に、校歌や応援歌を披露する「青春かながわ校歌祭」が9月30日(土)、厚木市文化会館大ホールで開催される。午前11時開場、11時30分開演で、入場は無料。
校歌祭は、2006年から毎年行われていて、今年で12回目。校歌や応援歌の伝承と振興が目的で、卒業生と在校生の交流や親睦を深める場にもなっている。主催は、各校の同窓会役員などで組織する、かながわ校歌振興会で、神奈川県教育委員会が共催する。
今年は厚木東高等学校の同窓会、常盤会(山田一志会長)が実行委員長校として運営を担当。実行委員会を立ち上げ、およそ1年かけて会場手配や参加校の呼びかけなど準備をしてきた。
厚木での開催は、厚木高等学校の同窓会、戸陵会が実行委員長校を務めた第4回に次いで2回目。当日は戸陵会の会員らも運営をサポートする。
26校が出場
校歌祭には100年を超える伝統校や、10年未満の新設校も参加。今年は初出場の県立麻溝台高等学校同窓会・翔鵬会を含め26校が出場する。各校の演奏時間は7分間。市内からは厚木高校と厚木東高校の2校が出演する予定。
厚木高校は第二部の最初、午後2時32分に登場。「厚高文化〜チア☆ダン〜」をテーマに、同窓生と現役生で校歌・応援歌を歌い上げる。
厚木東高校は同窓生と現役生合わせて200人が登壇し、校歌、定時制制歌、童謡『夕焼け小焼け』を披露する。出演は午後4時20分からで、大トリを飾る。
福島県立富岡高校が特別出演
今年4月から休校した、福島県立富岡高等学校の元教員や卒業生有志で組織する「母校で校歌を歌い隊!」が、今回は特別出演する。
同校は6年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難地域に指定された地区の県立高校の一つ。
同隊は、制限付きで町への立ち入りが許可されて以降、月に1回誰もいない校舎に集まり校歌を歌い続けてきた。このことを知った同振興会の呼びかけで、出演が決定。演奏は午後1時57分から。当日は首都圏に避難している同校出身者も会場に駆けつけ、校歌を歌う。
山田会長は「盛大で、皆さんに喜んでもらえる校歌祭になるよう、準備万端で当日を迎えたい。誰でも観覧できるので、来場して頂ければうれしい」と話した。
問合せは厚木東高校(常盤会事務局)【電話】046・221・3158へ。
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