活動報告 厚木のために獅子奮迅一般質問で登壇 神奈川県議会議員 予算委員会副委員長 山口たかひろ
９月22日に自民党県議団を代表し一般質問を行いました。地元課題から県政課題、またハード面からソフト面にいたるまで、黒岩祐治知事に対し８項目を提言を交えて質疑しました。
筆頭質問項目として、「厚木合同庁舎や厚木児童相談所等の老朽化対策及び厚木市役所合築」を挙げました。私は平成24年第３回定例会の一般質問で、厚木警察署の建替えと、厚木地域における県有施設の再整備について質問しました。
その後の取組みが実を結び、厚木市立病院並びの合庁の分庁舎においては、入庁機関を、厚木合同庁舎と厚木南合同庁舎に移して施設を廃止。跡地には厚木警察署の建替えが進められ、県有施設の集約や老朽化対策が進んでおり、私が提言する「厚木に第２県庁を」の一環の取組みが進捗したことはこの上ない喜びです。
一方で、いまだ再整備に着手されていない残りの施設については、前回の質問から５年が経過、更に老朽化が進み、対策は”待ったなし”の状態です。特に厚木児童相談所については、老朽化だけでなく、デリケートな課題を扱う施設にも関わらず環境に見直すべき点が多々あります。せまい職員室、エレベーターの不備、１つきりの風呂場は男女共有で別棟にあり雨天時や冬場などは移動しづらく、各部屋や相談時のプライバシーの確保が不十分など、早急な建替えが必要なことを強く説き、前向きな答弁を引き出しました。
県としては厳しい財政状況が続く中、多くの県有施設の老朽化対策を着実に進めるため、民間の資金やノウハウの活用、市町村との合築や民間も含めた複合施設の整備など、財政負担を抑制する手法を積極的に取り入れることが大切です。
市・県・国の施設整備横断的な対応を提言
市町村との合築等に関して本市は、本厚木駅周辺を市の顔として位置づけ市街地環境の改善に取組んでいます。バスターミナル周辺の「中町２―２地区」において複合施設の整備計画を進める中で、市役所を国や県の施設と合築する案や、民間も含めた複合施設の整備など幅広に検討されています。ついては厚木合同庁舎等の老朽化対策についても、県有施設の特性と市の方向性も踏まえ「市の取組みと連携できるものは活用する」という選択肢も検討すべき、と強く提案していきます。
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