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「共生社会」を共に学ぶ 西高と日産が地域で研修会

教育

公開:2017年10月20日

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グループに分かれて行ったディスカッションの様子
グループに分かれて行ったディスカッションの様子

 厚木西高校(宮内克人校長/森の里)と日産自動車(株)が主催した「共生社会」をめざすインクルーシブ教育研修会が10月16日、日産先進技術開発センターで開催された。森の里自治会や近隣企業社員らを交え、ともに学び意見を交わした。

 障がいの有無にかかわらず、誰もが人格と個性を尊重し支え合い、認め合える全員参加型の社会を目指す「共生社会」。神奈川県は、この共生社会の実現に向け、すべての子どもができるだけ同じ場で共に学び、共に育つインクルーシブ教育を推進している。

 県教育委員会は、昨年度から始まった県立高校改革において、知的障がいのある生徒が高校教育を受ける機会を拡大するためのインクルーシブ教育実践推進校を指定。厚木西高校は、茅ケ崎高、足柄高とともに推進校として最初に指定され「パイロット校」として共生社会の実現へ向けた取り組みを行っている。

 今回の研修会は、同校の学校評議員会に日産の社員が務めていたことがきっかけとなり、同校職員や同社社員に何かできないかと呼び掛け、開催に至った。この輪は地域にも広がり、森の里地区の自治会や青少年健全育成会連絡会、周辺企業、市内の公立小中学校から約100人が参加した。

 研究会は宮内校長が「自分に何ができるか考え、少しでも持ち帰ってほしい」とあいさつし、スタート。インクルーシブ教育の先進校ともいえる大阪市立大空小学校のドキュメンタリー映画『みんなの学校』を観賞後、オープンに会話するディスカッション方式『ワールドカフェ方式』で意見を交わした。「自分のクラスに内容を伝えたい」「立場によって視点や考えが違う」などの意見があがっていた。

 評議員を務めている日産の朝日弘美さんは「インクルーシブ教育は学校だけでなく会社組織などにも当てはまる部分があるはず」と話し、竹本弥生副校長は「学校一丸となり地域と連携して意識を高め広げていきたい」と話した。

 12月には第2回を開催。大空小学校の校長を務めた木村泰子氏を迎え講演会を行う。

 問い合わせは厚木西高【電話】046・248・3291へ。

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