活動報告 真の障がい者理解促進をめざして 神奈川県議会議員 予算委員会副委員長 山口たかひろ
先の一般質問で、重点項目の1つとして障がい者理解促進について、黒岩祐治知事に質疑しました。昨年7月に起きた「津久井やまゆり園」の大変痛ましい事件を受けて、同10月に私たち神奈川県議会は『ともに生きる社会かながわ憲章』を定めました。この憲章を実現していくために、障がい者理解に向けた取組みを一層進める必要があります。
先日私は、暗闇のソーシャルエンターテインメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』という体験型プログラムに参加しました。これは1988年にドイツの哲学博士、アンドレアス・ハイネッケが発案したもので、完全に光が遮断された空間を、アテンドと呼ばれる視覚障がい者の案内でさまざまな体験をするものです。これまでに世界41カ国以上で800万人を超える人が体験。参加者は、視覚以外の感覚の可能性に改めて気付かされるとともに、視覚障がい者についての理解を深めることができる内容です。
チームビルディングやコミュニケーション力の促進などの面で多くの企業が研修に採用したり、障がい者理解の促進はもとより、子供の教育的観点からも暗闇の体験・経験で、「豊かな心の教育」が育まれることに大変注目されています。
また視覚障がい者にとっても、アテンドとして雇用を生む場となっており、私は画期的な取組みとして強い印象を受け、神奈川県や厚木市も誘致等で関わることができたらと思いました。
「ともに生きる社会」を実現
このプログラムは、参加や企業研修に費用が必要です。佐賀県では、市民や企業から集めた寄付による「佐賀未来創造基金」の活用により、県外で活躍するCSO(市民社会組織)の誘致を進めており、その仕組みによって、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』を運営するNPO法人が、佐賀県に拠点を開設したそうです。佐賀のように、県内への進出を支援し、事業展開をしてもらいながら普及させる方法も十二分にあると考えますし、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』のような新たな視点からの取組みを、本県にも積極的に導入してはどうでしょうか。
『ともに生きる社会かながわ憲章』を定めた中で、障がい者理解促進においてふるさと納税を活用し、県有施設等での『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』開催誘致に取組む必要性を、黒岩知事に強く説き、質問・要望しました。
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4月19日