現在200人の小学生が通う学童保育『デイリー子供クラブ』(市内愛名/浜田寛代表)。1985年の開園当時から、子どもたちは犬と一緒に過ごしている。この秋、3代目ラブラドールレトリバー『パールちゃん』がやってきた。
9月にやってきたパールちゃんは現在、生後3カ月。いたずらもするが、子どもたちと一緒に遊び、すくすくと育っている。犬好きな子どもたちの取り合いになるほど、早くも人気者だ。
代々同クラブの犬たちは、室内で遊ぶ子どもをかまったり、庭で子どもと一緒にボールを追いかけたり、ともに遊んでいる。毎年恒例のキャンプにも同行。一緒に水遊びをし、寒い日には子どもと寄り添い暖をとり、ともに成長してきた。
きっかけは捨て犬
捨てられていた仔犬を、浜田代表が「かわいそうに」と保護して帰ったのが最初だった。可愛がられ、のちに子どもを6匹産んだ。ほかに子どもや職員が拾ってきたりと、多いときには6匹がクラブで同時に過ごしていたという。
保護した犬のほかに18年前、犬好きな浜田代表が念願だったレトリバーを迎えた。これが初代のフクちゃん。ガンで5歳で他界してしまったが、2代目のアテネちゃんは13歳と、大型犬にしては長生きだった。8月に天国へ。特段周知はしなかったが保護者らが続々と持ち寄った花は、40本を超えた。浜田代表は「かえって申し訳ないくらい。可愛がられていたんだな」とつぶやいた。
卒業しても
32年続く同クラブは今まで3千人近くの子どもを見守ってきた。親子で通う子、卒業しても節目にあいさつしにくる子もいる。「みんな口々に『あの頃のワンちゃんは―』と話すのがうれしくてね」とにっこり。
同クラブは「強く やさしく たくましく」と掲げる。「犬たちと過ごすことで、優しさや動物をも思いやる気持ちを育んでくれれば」と浜田代表は話した。
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