厚木市は、スマートフォンを利用して道路の損傷箇所や不法投棄など身の回りの課題を市に通報する、市民情報提供システム「スマ報」の運用を12月1日から開始した。市情報政策課では「市民からの情報を基に、速やかな対応につなげていきたい」としている。
同システムは2015年8月から、「写マップあつぎ 外来生物探検隊」として、外来生物を対象に運用してきた。今回は要素を拡充して、外来生物のほかに「道路の損傷箇所」「公園遊具の不具合」「不法投棄」「落書き」の通報に加え、開花や紅葉情報、お気に入りの景観など市民が感じる厚木の魅力を投稿するページも設けた。
利用するには利用者登録が必要。スマホなどの現在位置を測定するためのシステム(GPS機能)をオンにしてから、現場の写真を撮影し、コメントなどを入力して投稿する。
市民が送信した情報は、内容ごとに各担当課に届き、課題解決に向け迅速に対応する。緊急の場合は各担当課に電話で情報提供することも可能。
また、登録すると利用者ごとの専用ページが設けられ、送信履歴や、通報に対する市の対応状況などを確認することができる。同課によると、道路の損傷などすぐに対応できるものから、内容によっては時間がかかるものまであるという。
「スマ報」のシステム構築費は約120万円。維持管理費は年間約65万円(予定)がかかる。
利用者登録数は、12月11日時点で約300人。同課の担当者は「まちを良くしていくため、気軽にまちづくりに参加していただけるシステムなので、まずは登録していただければ」と話している。
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