小鮎中学校(西山幸太郎校長・生徒数357人)の生徒や教諭、保護者たちが8月29日、ブレイブボードでの100メートルリレーギネス世界記録に挑戦し、94人が完走。見事、世界記録に認定された。
ブレイブボードとは2つの車輪がついた次世代型スケートボード。今回の挑戦は、100メートルリレーで、1時間に何人が完走できるかの記録を測定。現在ギネス記録認定のない競技のため、その標準記録として定められた70人を突破できるかが記録達成のラインとされていた。
挑戦へのきっかけは、今回の催しを主催した小鮎中PTAの金子友弥会長の「この学校で世界記録を打ち立てたい」という想いからだった。西山校長に相談したところ、提案を快諾。企画を考えているところに、ブレイブボードを販売する株式会社ビタミンアイファクトリーからギネス記録挑戦の打診が舞い込み、一気にプロジェクトは加速した。
「Full of dreams〜夢叶う学校〜」と題し、市制60周年記念事業として厚木市、市教育委員会の後援も受ける大イベントに。挑戦する生徒を募集し、練習は7月下旬から始まった。初めはほとんどの生徒が乗れない中、公民館や体育館を借りひたすら練習。さながら「ブレイブボード漬け」の夏休みを乗り越えて、当日を迎えた。
この日、挑戦が行われた神奈川工科大学KAITアリーナは全校生徒と関係者の熱気に包まれていた。大応援団の声援が響く中、挑戦はスタート。次々とバトンはつながり、記録に挑戦した生徒ら111人が完走。うち94人が1時間以内に走り切り、記録が発表されると会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
濱田玲花さん(3年)は「達成できて本当にうれしい。これは一生の思い出になると思います」と話した。金子会長は「本当に良かった。子どもたちにはこの経験を糧にして、挑戦する気持ちを忘れずにいて欲しいですね」と喜びを語った。
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