市内各地でイチゴ狩りが始まっている。都心からの来場者だけでなく、最近では外国人観光客も訪れて厚木産のイチゴに舌鼓を打つ。6月上旬まで市内の八つの農園で楽しめる。
厚木市園芸協会いちご部会会長の内海則行さん(61)。市内下津古久の農園で「章姫」「紅ほっぺ」「おいCベリー」の3品種を約16アールのハウスで栽培している。12月末から6月初旬までが収穫期。現在は市外からイチゴ狩り客が訪れるほか、贈答用の依頼も受けているという。
土日になると都心からイチゴを求めてやってくる客でにぎわう同園。1月から5月のシーズンには5千人以上が来場する。特に2、3月は常時満員で、予約も受けられない状況だ。
台湾、タイなどインバウンドも
内海さんの農園には台湾、タイ、フィリピン、マレーシアなどから外国人観光客も訪れるという。「ホームページを見たのか、1シーズンに200から300人くらい」。内海さんは53歳までソニーの技術者として勤務し、父の農園を継いだ。ベビーカーや車いすでもイチゴ狩りが楽しめる高設栽培を導入している。
現在、いちご部会には12人が所属。うち大半が70代以上と高齢化が進む。内海さんは、「若い人や新規就農者にイチゴ栽培を薦めて、厚木をイチゴの産地にしたい」と語る。一方で設備費やコストなども課題。「若手が栽培しやすい仕組みを作り、今後も多くの人を呼び込む工夫をしないといけない」と見据える。
厚木産イチゴはJAあつぎ農産物直売所「夢未市」でも販売している。
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