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神奈川工科大学厚木市子ども科学館でプラネタリウム番組などを企画している 菅原 賢さん 市こども未来部職員 52歳

公開:2017年4月7日

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宇宙に恋して50年

 ○…「私たちはどこから生まれて、どこへ行くのだろう。行きつく先は宇宙誕生の謎」。人類が求める永遠の答えを探して、日々空を見上げている。子ども科学館に勤めて今年で30年。「科学の面白さを伝えたい」と工作教室やプラネタリウムの解説、天体観察会を企画運営する。そして自身は彗星研究者としても、彗星の核から出るガスや塵などの通称「彗星の尾」の謎を追い続けている。

 ○…「科学は難しい学問という印象が強い。しかし実際は私たちの身の回りにあるすべてにつながっている」。科学に夢中になれたことが人生最大の幸せだとはにかむ。来館者にとって、夢中になれる「何か」になればと企画に趣向を凝らす。プラネタリウムの座席に星座の名前を付けたり、昨年末から販売が始まった人気の年間パスポートも企画した。定期的に開催する妊婦を対象にしたマタニティプラネタリウムでは、宇宙の一生を人の人生になぞらえる。いずれ地球を飲み込んで太陽が滅びる時、崩壊した地球の塵同士が再び衝突を繰り返し、星が生まれると解説。「命は繰り返し、広がる」と説く。

 ○…1969年、アポロ11号の月面着陸を白黒のテレビ画面を通して見たのが5歳の頃。通っていた幼稚園にあった天体図鑑に夢中になった。「図鑑と実際の空を比べると、同じ形をした星座がある。なんて不思議なんだろうと胸が躍った」。小学生になると天体望遠鏡を自作。彗星の第一発見者として自分の名をつけようと「コメットハンター(彗星捜索家)」を目指した。中高は天文部、大学でも天文学研究会に入り、宇宙漬けの日々を送った。

 ○…科学館での業務のほかに、国立天文台の渡部潤一副台長と共に総合研究大学院大学に参加し、彗星の研究に携わる。いずれは自身が発明した分析装置を使って「肉眼で観測できるような、大彗星の尾を分析することが夢」。彗星に出逢える、その時を待っている。

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