あつぎスマート・ワーク宣言(働きやすい職場宣言)を先月行った厚木市は5月8日、イクボスプロジェクトを全国展開するNPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんに取組みを報告した。
イクボスとは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。
安藤さんは昨年行われた市の職員向け研修で、講師を務めた実績がある。この日は、市長・副市長などの特別職や部長級の職員らが本庁舎の特別会議室に集まり、宣言の内容などを報告。この報告会は望月真実市議(民進党)が仲介役を務めたことで実現した。
安藤さんは「公務員に多いメンタルヘルスの問題、職場のハラスメント系の出来事はイクボスを導入することで激減している自治体を多く見てきた。労働時間だけでなく、人が笑顔で人間らしく働ける環境を育てていくのがイクボス。宣言を機に働きやすい職場を作って頂きたい」と話した。
また、200を超える自治体のイクボス宣言に立ち会ってきたという安藤さんは「上手くいっているところもあれば、宣言止まりで後退気味のところもある。厚木市がどちらの方向に行くかは、これからの取組みや、ボトムアップからの改革が求められる」と語った。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>