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神奈川県立自然環境保全センターで7月2日(日)まで写真展を行っている 吉田 文雄さん 飯山在住 73歳

公開:2017年6月23日

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『自然は友だち』力をくれる

 ○…市内七沢にある県立自然環境保全センターで自身の写真展「自然は友だち―春夏編―」を7月2日まで開催している。展示作品は、虫や鳥、花、苔などの写真と文章、約70点。2016年8月に出版した同タイトルの著書に掲載した100編から選んだものだ。同著は、09年から約7年間、神奈川新聞県西版に連載していた「四季のたより」の338編を新たに編纂したもので、現在は続編となる「秋冬編」を編んでいる。

 ○…登場するのは丹沢や箱根、足柄山地を中心に観察した植物や虫、鳥たち。「良い写真でなくても何か語りかけてくるような、人間にはない生き物らしい姿が撮れると嬉しいですね」。『カマキリの砲丸投げ』『三平方定理使うハチ』など表現豊かなタイトルと、その生き物と会話したかのような情景描写が読み手を自然の中に引き込んでいく。

 ○…大分県出身。幼少のころは、海が近い大分市佐賀関に住んでいた土地柄「学校に行く前に必ず魚釣り」をする少年だった。「自然から学ぶんですよね」という考えは今も変わらない。鹿児島大学を卒業後、横浜市の小学校に教職員として勤務。自然を歩く時もいつも寄り添う妻とは、横浜の小学校で出会い、同じ大学出身だったことが馴れ初め。厚木に来たのは、およそ40年前。宮ヶ瀬中学校、厚木市教育委員会などを経て、依知中学校で定年を迎えた。現在は県立愛川ふれあいの村の学芸員も務める。広報あつぎ「自然歳時記」は1993年から連載中。

 ○…写真は始めて40年ほど。大好きな子どもたちが捕まえてくる虫などを記録する中で「せっかくならいい写真を」とのめり込んだ。「生き物から力をもらって、人間も少し力をあげて。子どもたちが『生き物も生きているんだ』『自然って面白い、かわいそう』と少しでも自然に目を向けられるようになれば、良い世の中になるのかなと思いますね」。温かく包み込むような語り口が心地良い人だった。

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