「第60回全国小・中学校・PTA新聞コンクール」(主催/毎日新聞社ほか)の審査結果がこのほど発表され、「PTA広報」の部で高部屋小学校PTA広報紙「あおぞら」が応募1,718点の中から最高位にあたる最優秀賞に選ばれた。
「あおぞら」は同校PTAの広報役員4人(写真)が取材や編集を手分けして行い、今年度は6号を発行。学校行事や子どもたちの学校での表情を紙面を通じて分りやすく伝えてきた。
昨年度までは印刷を業者依頼することもあったが、今年度は学校の印刷機を使うなど完成まですべて手作りで行い、審査では「手作りの良さ」が評価された。広報委員の増田美奈子さんは「初めての応募で最優秀を頂けたことは驚き。各方面の方に喜ばれたことがうれしい」と話した。
わずか4人で行う編集作業は「苦難も少なくなかった」と増田さんは振り返る。炎天下のなか、一日中校庭で運動会の練習を取材したり、印刷機のトラブルには度々悩まされたという。しかし、委員の大澤百合枝さんは「写真の撮り方がうまくなったし、色々な人と関わりがもてたので今ではやってよかったと思う」と話し、他の委員も充実した表情を見せていた。
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