神奈川県倫理法人会の会長を9月から務める 二 階 正(まさし)さん 桜台在住 72歳
当たり前が大切なこと
○…「企業に倫理を!職場に心を!家庭に愛を!」を合言葉に、週1回・午前6時半からのモーニングセミナー、経営者の集いなど、様々な活動を通じて地域社会への寄与を目指す社団法人倫理研究所の下部組織である倫理法人会。今年9月から県内1766社が加盟する神奈川県倫理法人会の会長を務める。「神奈川は全国第2位の人口を有する地。倫理経営を広めていきたい」と話す。
○…「驚くほどに得意先の電話対応が良くなっていた―」。その理由が倫理法人会だった。感心して44歳ですぐに入会。多くの経営者と出会い、同会のスーパーバイザーとして6年間で全国800ヵ所を回る。学んで得た一番のものは『挨拶』『返事』『後始末』。「挨拶は自分から。呼ばれたら大きな声で『ハイ』と返事、スリッパは必ず揃える。当たり前ですが大切なこと」という。この日もモーニングセミナーを終えたばかり、「倫理経営のおかげで会社が継続できた。社員が考え成長してくれる会社になりました。もう自分は会社では何もしてないですよ」と満足そう。
○…東京都武蔵野市生まれ。法政大学卒業後、食品関係の問屋などを経て、結婚を機に伊勢原へ。「食が悪かった時代、だからこそ良くしたい」と、昭和45年に龍屋物産(株)を創業。今では全国のホテルや百貨店など3千店以上に「お酒に合う嗜好品」を卸す企業に成長した。代表取締役会長の今、社内では社員と同じ目線に立つように心掛け、会長室の扉はいつでも開けている。
○…カシュー農園のあるスリランカへ行くことがリフレッシュのひとつだが、「今年はあまり行けないよ」と笑う。夫婦でグループホームを開設し、常時5人ほどが入居する。「忙しいけど楽しいよ」と多くの人に囲まれ暮らす。朝夕の仏壇・神棚へのお参りは日課。「先祖を大切にすることが一番大事」と微笑んだ。
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