2月に開催される国体のスキー競技「大回転」に県代表として出場する 西川 蘭丸さん 池端在住 15歳
感謝を胸に いざ国体へ
○…2月に岐阜県で行われる国体冬季大会のスキーアルペン競技「大回転」に県の代表として出場する。1月の選考会で上位に入賞し代表選手に。代表6人の中で唯一の中学生だ。「結果はもちろんうれしいですが、自分の力を全部を出し切れたかというと…。やっぱり悔いは残ります」。国体初出場を決めた喜びよりも、レースで残った悔しさの方が大きいようだ。
○…コースに立てられたポールを通過しながら約1千mを滑走する大回転。時に時速70Kmを超すスピードでタイムを競う。スキーを愛好する両親の影響もあり桜台小3年の時に競技を本格的に始めた。普段は早朝のランニングや筋力トレーニングに励み、冬場は土日、冬休みを利用し父の運転で地方のレーシングスクールに通った。「同年代の選手たちとの練習はとても刺激的だった」と振り返る。現在は私立中学校でスキー部に在籍し「国体で8位入賞」を目標に日々練習に汗を流している。
○…雪国に暮らす選手の方が練習環境は恵まれているが、持ち前の負けん気と努力でこれまで多くの大会に出場し、部屋には数々のトロフィーと賞状が並ぶ。国体にさきがけ来月、宮城県で行われる全国中学校スキー大会にも出場する。もちろん狙うは上位入賞だが「震災で大変な状況にもかかわらず、大会を実施してくださるのは本当にありがたい。全身全霊のレースで恩返ししたい」と話す。
○…競技の影響か「速い物が好き」と部屋に飾ったスペースシャトルの模型を指差し「将来はパイロットか自動車の開発に携わりたい」と青写真を描く。競技を離れてもスキーは生涯続けていくつもりだ。「大好きなスキーに打ち込めるのは両親のおかげ。感謝を忘れることなくしっかり練習を積み、万全の状態で国体に挑みたいです」。笑顔で健闘を誓った。
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