市民の声に応え放射能検査 ９月６日から毎週木曜日
食品スクリーニングモニター
伊勢原市は９月６日（木）からの毎週木曜日、市民による持ち込み食品の放射能測定検査を無料で実施する。これは消費者庁より、食品中の放射能を測定する食品スクリーニングモニターを無償で借り受けたことによるもの。合わせて市立小学校、市立保育所の給食食材の放射能測定検査も開始される。結果は随時、市のホームページで発表する。
今回の検査は、放射能汚染に対する流通食品の安全を確認したいという市民の声に応えて開始されるもの。
今回実施される食品スクリーニング検査とは、放射性物質濃度を正確に測定するものではなく、基準である１００ベクレル／kgを超える食品を見つける検査。基準を超える食材が見つかった場合は、県にある精密分析機器を使い再度検査を実施する。
市民の持ち込み食材の検査は９月６日（木）から毎週木曜日となる。市民が市内の小売店で購入した食品が対象で、乳幼児食品、牛乳、飲料水、家庭菜園で栽培された野菜は除く。検査費は無料だが、食品の購入は自己負担、検査後の食品の返却はしない。
また、持ち込み食品には下準備が必要。土などの不純物を水道水で洗浄後、食べる部分を切り取り、ミキサー等で細かくきざみ、約１kg分を２重にしたビニール袋に入れたうえ、プラスチック製容器に入れて持ち込む。１日の検査数は４食品（１人１食品まで）。前日までに電話か市役所１階にある市民相談課窓口で申し込む。検査を担当する環境保全課では、「市民の皆様の不安払拭に少しでも役立てば」と話す。
９月４日から毎週火曜日には市立小学校、毎週水曜日には市立保育所の給食食材から４品目を選んでの放射能測定検査も行われる。
結果は市民の持ち込み食品の場合は本人に郵送で通知されるほか、市のホームページでも発表される。
問い合わせは市役所／【電話】０４６３・９４・４７１１環境保全課
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