あなたのぬいぐるみや人形に図書館の仕事を手伝ってもらえませんか―。伊勢原市立図書館(藤元康博館長)では、子どもたちの本に対する関心を高め、読書を普及させることを目的に「ぬいぐるみ図書館員」を募集する。
市で初となるこの試みは、小学生以下の子どもたちのぬいぐるみや人形に、図書館で2日間働いてもらうというもので、図書館員となったぬいぐるみは、館内に寝泊りしながら本棚の整理などの「業務」を行う。
この企画は、今年12月4日から6日に実施。期間中、ぬいぐるみは市職員の手によって本棚の近くや貸出しカウンター、閲覧席などに配置。実際に仕事をしているかのような臨場感と愛らしさのある姿がデジカメで撮影。最終日の6日には、ぬいぐるみが持ち主のもとに返される際、職員から子どもたちに撮った写真がプレゼントされるというもの。
ぬいぐるみが図書館で遊んだり仕事をする様子を収めた写真を子どもたちに楽しんでもらい、本に関心を持ってもらおうというのがこの企画の狙い。
市立図書館によると、2010年ごろ米国で始まり国内ではこれまでに宝塚市(兵庫)や、立川市(東京)、横浜市磯子区などでも実施されている。
「喜んでもらえる」
「この企画を伊勢原市でもやりましょう」と手を挙げたのは、同館に勤務する田中秀美さん。昨年の秋に参加した研修会で、他市の取り組みとして、ぬいぐるみの図書館お泊りを知ったのがきっかけだったという。田中さんは「とにかく子どもたちに喜んでもらえると思いました。(当日は)色々なぬいぐるみに来てほしいですね」と話している。
参加の申し込みは11月1日(木)から。
問い合わせは同館/【電話】0463・92・3500
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