伊勢原小学校 B級グルメを考案 3品がメニュー化され販売
伊勢原小学校(木下悦子校長)6年1組の児童が総合学習で考案した伊勢原の野菜をメインにしたB級グルメ『野菜まつり』『伊勢原カレーパン』『ISYバーガー』が、市内飲食店などで採用されることが決まった。2月15日には、教室で試作品の発表・試食会が行われた。
同クラスでは、小学5年次から「伊勢原の良さを知ってもらい、観光客にも来てもらいたい」をテーマに総合学習を行い、6年次には「伊勢原の野菜」をメインにしたB級グルメの制作に取り組んでいる。
調理実習などを経て、レシピを完成させ、昨年末には発表会を実施。プレゼンテーションを経て、柏木牧場(小稲葉7)で『伊勢原カレーパン』と『ISYバーガー』、恵比寿家(伊勢原3─8─15)で『野菜まつり』が採用。メニュー化され、期間・数量限定で発売されることになった。
試食会には、メニューを採用した恵比寿家の水嶋徳男さん、柏木牧場の柏木貞俊さん、JAいせはら青年部のメンバーらが出席した。
最初に水嶋さんが、野菜まつりの試作品を写真で解説。夕焼けの大山をイメージした盛り付けのキムチチャーハンで、3〜4月をメドに700円前後で限定販売する予定だという。
続いて柏木さんが『伊勢原カレーパン』について、コストパフォーマンスや試作時の様子を説明。試食品もあり、食べ終わった児童からは「モチモチして美味しい」や「具が大きくて食べやすい」などの感想が聞かれ、柏木さんは「有名になったら、B級グルメのイベントにブースを出します」と児童たちに話した。こちらも2月末から発売で価格は150円程度を予定。もう一品のISYバーガーは試作中だが「美味しくなりそう」と話した。
また、市内伊勢原にある飲食店「ぷらり」でも、別メニューの商品化を検討しており試作が行われているという。
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