市議会3月定例会 副市長に武山氏 4月1日付の人事異動も発令
伊勢原市議会3月定例会が3月25日に最終日を迎え、2013年度一般会計予算をはじめ、特別委員会設置等の議員提出議案、人事案件追加2議案を含む25議案が可決された。懸案だった2人目の副市長には現・神奈川県県民局長の武山哲氏(60歳)が起用された。
前年度に引き続き緊縮型となった2013年度一般会計予算案。3月11日・12日・13日には委員会審査が行われ、原案通りで可決された。一般会計予算は前年度0・1%増の280億8300万円となる。
議員提出議案は2案。2012年度から継続されている議員報酬を月額3%削減する「議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」が全会派から提出され、来年3月31日まで延長される。また、第5次伊勢原市総合計画特別委員会設置では10議員が選出され、委員長に中台和子議員、副委員長が小山博正議員。中台議員は「真に市民のための計画となるようにしたい」と話した。
12月議会で承認された副市長2人制にともない、副市長に武山哲氏を起用する人事案件が追加提出されたれ、同意された。武山氏は早稲田大学法学部卒業。1975年に神奈川県に入職し、安全防災局災害消防課長、企画部副部長、政策部副部長、県央地域県政総合センター所長などを歴任。現在は県民局長。同日は県議会の最終日と重なり、市議会には現れなかったが、高山市長は議会で「伊勢原再生、財政再建に取り組んでほしい。対外的にも成果が期待できる」と話す。
また監査委員には現・平塚市下水道運営審議会会長の島和俊氏(68歳)が賛成全員で同意された。
国・県との連携強化伊勢原市人事
市は3月25日、4月1日付人事異動も発表した。
市職員課によると、今回の人事では、重要施策の推進体制充実を図り、議会で同意された副市長2人制をはじめ、国や県から職員を招き体制を強化する。
組織体制では企画調整課と行財政改革担当を統合し、部内での政策・財政・行政改革を一体管理。市民協働課・市民相談課・人権男女共同参画室、農政課・農林整備も統合し効率化をめざす。また児童相談体制の充実のために児童相談センターを独立させ、子ども家庭相談室を設置する。
4月1日時点での職員数は前年同日より18人少ない686人。部長級は以下。※敬称略・カッコ内は現職
《部長級》▽企画部長(保健福祉部長)鍛代英雄▽企画部行財政改革担当部長(総務部行政改革担当部長)山口譲▽総務部長(市民生活部長)山田明広▽市民生活部長(議会事務局長)青柳幸夫▽経済環境部参事兼商工観光振興課長(企画部秘書課長)安藤隆幸▽保健福祉部長(教育委員会教育部長)坂間敦▽都市部長(同参事兼都市総務課長)黒田繁▽都市部国県事業推進担当部長(国土交通省)石井俊光▽土木部参事兼土木総務課長(同道路整備課長)小川博志▽議会事務局長(企画部長)佐藤順▽消防本部消防長(同参事兼消防総務課長)高橋登▽同参事兼消防署長(同消防総務課警防担当課長)亀井正一▽教育委員会教育部長(経済環境部参事兼環境美化センター所長)吉野富夫▽同学校教育担当部長(山王中学校)和田勝久▽農業委員会事務局参事兼事務局長(経済環境部参事兼商工観光振興課長)古谷京造
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