伊勢原市内のナシ畑では白く小さな花が一面に咲き誇り、農家による授粉作業がピークを迎えている。
家族で農業を営んでいる市内田中の和田新一さん(50歳)は3月29日に電動の花粉交配機を使って作業を開始した。例年は4月に入ってから始めているが、今年は3月に暖かい日が続き開花が早まったことから、授粉作業も10日ほど前倒しになった。
和田さんの畑は50アールほどの広さで、豊水、幸水、秀玉、愛甘水などを栽培。100本を超えるナシの木を家族で手分けしながらまわり、一つひとつのめしべに花粉をぬっている。作業は4月10日ごろまで行われ、その後は摘果作業などを経て、7月下旬ごろから収穫が始まる。
市広報広聴課によると、市内のナシの栽培面積はおよそ17haで、現在66戸の農家が生産にあたっている。県内有数の生産地でもある伊勢原のナシについて和田さんは「糖度も高くて美味しい。多くの方たちに喜ばれている」と笑顔で話している。
収穫されたナシは、市内の直売所などで販売。配送も受け付ける。
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