向上高校 落合佑香さんが全国へ 放送部から10年連続
「第28回神奈川県高等学校総合文化祭放送情報部門大会」が11月17日、県立弥栄高等学校で開催され、向上高校放送部の落合佑香さん(2年)がアナウンス部門で4位に入賞した。落合さんは来年7月末に茨城県で開催予定の「第38回全国高等学校総合文化祭」に出場する。今回で同校放送部員が全国大会に出場するのは10年連続となる。
全国高等学校総合文化祭は文化部のインターハイとも呼ばれる大会。演劇や合唱など、部門ごとに全国から選ばれた文化部の生徒約2万人が、作品発表や展示をして競い合う。
落合さんが出場する放送部門は、番組や原稿作成を通して仲間と交流し、郷土の魅力や、表現のすばらしさを確認する目的で行われている。神奈川県では、県総文祭を勝ち進んだ上位者が出場。約70校の放送部の中から、アナウンス部門と朗読部門各3人、オーディオピクチャー部門1作品、ビデオメッセージ部門2作品が選ばれた。
全国出場に関して落合さんは「嬉しいです。大会までに多くの人に聞いてもらい、もっとよくしていきたい」と話した。落合さんが県総文祭で発表した原稿は、大山阿夫利神社社務局で毎年開催されている「大山サマージャズコンサート」を題材にしたもの。能舞台をステージに、自然の中で行われるコンサートの幽玄な雰囲気に興味を抱いたという。自ら取材をし、原稿を作成。ほかの部員の協力も得て、より良いものに推こうしてきた。落合さんは「協力してくれた阿夫利神社の目黒さんの想いを、全国の舞台で伝えられるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
県総文祭アナウンス部門では、1位と3位に神奈川総合高校、2位に平塚江南高校の生徒が選ばれた。上位に同じ高校の生徒が2人選ばれて、4位の落合さんが繰り上げ出場となった。今回で同校放送部は10年連続全国大会へ出場を果たしている。伝統を守るプレッシャーは大きかったため、落合さんの出場は皆で喜んだという。現在部員数は22人。発声練習や朗読のほか、部門ごとに工夫をしながら日々練習に励んでいる。部長の河西萌絵さん(2年)は「これからも皆で協力して頑張っていきたい」と話した。
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