当初予算編成状況 一般会計は285億円規模 第5次総合計画も本格的にスタート
伊勢原市はこのほど、2014年度当初予算の編成状況を発表した。予算総額は前年度当初予算と比較して3〜4%増となる510億円前後を見込んでいる。また予算規模は今後の最終調整で変動するとしている。
現在、最終調整が行われている2014年度当初予算。高山松太郎市長は予算編成について「財政健全化に取り組み、しあわせ創造都市いせはらの実現に向けて、健康づくり・観光振興・新たな土地利用の3つに重点を置き編成していきたい」とした。
一般会計は前年度当初予算比1〜2%増となる285億円前後を見込む。微増となる要因について、歳入面では個人市民税・法人市民税といった市税の増加をはじめ、前年度繰越金、譲与税や交付金の微増などを挙げた。また歳出の見込みでは、職員数減に伴う人件費の減少はあるものの、生活保護費、伊勢原協同病院の移転新築に対する補助金の計上などにより増加を見込んでいる。
また当初予算では、今年度スタートしたばかりの伊勢原市第5次総合計画中期戦略事業プランで推進する取り組みを5つの力に分けて報告。当初予算に盛り込まれ、実質的な総合計画がスタートする。項目別の主な取り組みは以下。事業費等は未定。
▽暮らし力/恵まれた医療を活用した健康づくり・疾病予防推進事業、体力づくり推進事業、伊勢原協同病院移転新築支援事業、子ども・子育て支援事業ほか
▽安心力/防災教育推進事業、災害時の居場所づくり事業、公共下水道地震対策事業、地域防犯活動推進事業、消防救急無線デジタル化整備事業ほか
▽活力/大山魅力再発見事業、日向魅力アップ事業、シティセールス推進事業、伊勢原駅北口周辺地区整備事業ほか
▽都市力/安全な歩行空間整備事業、都市計画道路田中笠窪線整備事業、公共施設の長寿命化対策事業
▽自治力/賦課徴収事務の改善、事業公社の健全化、窓口サービスの向上
2014年度当初予算案は、2月25日(火)から開会する伊勢原市議会3月定例会に上程される。議会では3月6日(木)の総括質疑、10日(月)・12日(水)・13日(木)の委員会による予算審査などを経て、25日(火)の本会議最終日に採決される予定。
1月28日起稿
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