市民広報カメラマンを10年務める 谷上 俊三さん 高森台在住 73歳
集大成に大山の花
○…市の広報紙やホームページなどに掲載される写真を撮影する、一般公募のボランティア「市民広報カメラマン」。第1期から続けている唯一のメンバーとして、市内各地のイベントや風景などを写真に収める。初めて撮ったものは、紅葉する大山寺のもみじ。「大山の紅葉は毎年撮影している。とても好きな風景」と話す。
〇…東京生まれ。父親の仕事の関係で、小学5年生まで埼玉や千葉などを転々とした。初めて自分のカメラを持ったのは高校時代。「ただカメラが好きだった。出歩いた先で記憶に残ったものを、記録しておきたかった」と振り返る。大学卒業後、富士フィルムに就職し、結婚を機に伊勢原に移った。定年後の2004年に、伊勢原市が募集した市民広報カメラマンに採用され、現在まで活動を続けている。
〇…大の写真好きで、持っているカメラは一眼やコンデジなど30台以上。フィルム時代は自宅の押し入れを暗室にして現像していたことも。ほかに登山も趣味で、大山はもちもん、毎年北海道旅行に行き、一カ月程滞在して高山植物の撮影をしているという。「花を撮ることが大好き。晴れの日はすぐ外に出ていきたくなってしまう」と笑う。主な撮影対象は花や山などの自然だが、最近は孫を撮影することもあるのだとか。「孫はかわいい。子どもは表情がすぐ変わるので撮っていて楽しい」と微笑む。
〇…今日28日まで、市立図書館で広報カメラマンの写真展が開催されている。自身が出展した作品は、これまでの総集編として、大山をテーマに四季の花を撮影したもの。「10年間で色々と変わったものもあるかもしれないが、山は変わらない」と語る。今年8月には市民カメラマンを引退する予定だが、5月の連休には再び大山へ撮影に行くという。「誰も見つけないような、めずらしい花を撮りたい。今後も体が動く限りカメラは続けたい」と語った。
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