草刈りで恩返し”19年” (一社)伊勢原市建設業協会
(一社)伊勢原市建設業協会(杉山茂会長・36社)が7月29日、市内の公園や道路脇の土手など16カ所で草刈りボランティアを実施した。
この草刈りボランティアは、同協会が1996年に地域の要請を受けて開始したもので、今年で19回目を迎えた。毎年、草の伸びる7月下旬に実施され、使用される草刈り機や燃料など、すべてが参加事業所からの持ち出しで行われているという。
当日は協会加盟事業所から約90人が参加。午前7時半頃から5班に分かれて作業を開始した。
草刈りが行われた場所は、傾斜も強く、一般では作業が危険で困難な個所も多い。また作業員の背丈ほどに草が伸びている場所もあった。参加した会員らはしっかりと足場を確認しながら、テキパキと作業を進め、丁寧に草を刈っていった。作業は午後3時頃まで続き、すべての個所が見違えるほど綺麗になった。
杉山会長は「地元への恩返しです。今年も綺麗になりました。これからも地域に貢献した活動を行っていきたい」と話す。
市建設業協会は、地元建設業界の地域ネットワークとして1946年に発足。昨年、一般社団法人化している。毎年の草刈りボランティアをはじめ、市総合防災訓練への参加、市内の道路点検や冠水時の復旧作業など、さまざまな地域貢献活動を行っている団体。
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