神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2014年8月29日 エリアトップへ

初の女性救命士 奮闘中 市消防本部 平澤まなみさん

社会

公開:2014年8月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
救急車内の整頓も丁寧を心がける
救急車内の整頓も丁寧を心がける

 1年のうちで救急搬送がとくに多い8月。残暑が厳しいなか、一刻を争う現場で奮闘する隊員がいる。伊勢原初の女性救急救命士・平澤まなみさん(24歳、写真)だ。

 幼いころ、看護師だった母の職場で見かけた救急隊員の姿に憧れ、消防の道を志した平澤さん。高校卒業後に故郷の栃木を離れ、国士舘大学に進学。救急救命士の資格を取得した後、2012年に伊勢原市の採用試験に合格した。

 現在、市には3人の女性隊員がいるが、女性救急救命士は平澤さん一人。資格を取得した理由については「男性に体力面などで劣る分、自分の役割の幅を広げたいと思った」と振り返る。

安心与える隊員に

 平澤さんは、総務課に1年間勤め、今春から救急車に乗務。この5カ月間に向かった現場は200カ所にのぼる。とくに8月は熱中症も多く、22日までに出動は30回を超えた。

 救急車では傷病者を乗せる後部座席に座り、病院に到着するまでの間、救急救命士の役割として必要な医療行為を行っている。「命を左右しかねない任務なので、責任やプレッシャーは大きいですが、やりがいも感じています」と前向きだ。

 救急隊は24時間態勢。現場に向かうだけでなく、待機中の車両点検や備品整理、朝夕食の調理、男女共用で使っている風呂の清掃も平澤さんの仕事。多忙な毎日だが「たくさん経験を積み、人に安心を与えられる隊員になりたいです」と充実した表情。自身の目標に向け今日もたくましく成長を続ける。
 

伊勢原版のトップニュース最新6

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook