芝桜が満開を迎える春の渋田川河畔―。そこから程近い休耕地で4月11日(土)、市内最大級の親睦団体「楽天会」(府川健会長・108人)による『せみ凧揚げ大会』が開催される。時間は午後1時半から3時頃まで。
せみ凧は市内東大竹の「大宝寺」発祥の郷土玩具。
明治後期から昭和初期にかけて在住した住職が、蝉が空を飛ぶ姿を模して考案した玩具で、当時は市内各所でせみ凧が揚げられる姿が見られたという。しかし、時代と共にせみ凧の姿も減り、現在は「大宝寺せみ凧愛好会」のメンバーがその伝統を継承している。
楽天会では、伊勢原の郷土玩具を子どもたちに継承したいとの思いから、愛好会の指導を受けてせみ凧を製作。2008年からせみ凧揚げ大会を実施している。当時の会長で今もせみ凧を作る石橋勝さん(78歳)は「地元自治会などの協力もあり、毎年多くの子ども達に楽しんでもらっています。レンゲの咲く田んぼにぜひ来てください」と話す。名物の連凧も今年は90基をめざして準備中だ。
凧揚げ大会は無料で誰でも参加できる。会場は、渋田川沿いの西川橋交差点から、川を背に小稲葉方面に進んですぐの休耕田。楽天会の旗が立っている。雨天は翌12日(日)に延期。問い合わせは同会/$090・1427・1044府川さん。
座間の大凧に参加
同会では5月4日(祝)、座間市の相模川河畔で行われる「座間大凧まつり」にせみ凧で今年も参加する。11日の凧揚げ会場では、一緒にバスに乗って大凧祭りに行く人も募集する。※大人1200円(軽食付き)
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