市内石田に本社を持つ(株)アマダホールディングスは5月15日、本社ソリューションセンターで16日から開催中のプライベートイベント「アマダイノベーションフェア2015」の会場を報道陣にむけて公開した。
市内でもひときわ目立つ個性的なデザインの建物・フォーラム246などで地域に親しまれている同社は、東証一部に上場する金属加工機器の総合メーカー。1948年に合資会社天田製作所を設立し、64年に(株)アマダに社名を変更、69年には伊勢原市に本社を移転している。今年4月1日付で持株会社に移行し、(株)アマダホールディングスに社名を変更した。地域貢献活動として、2013年には伊勢原市・厚木市と防災協定を締結しているほか、市内小学生の社会見学の受け入れ、清掃活動への参加も行っている。
イベント説明の冒頭、磯部任代表取締役社長は「世界で戦えるアマダグループの基盤を作っていきたい」と挨拶。戦略と継承、メーカーとしての原点回帰をキーワードに、海外ビジネスやレーザービジネスなどの新たな成長分野を掲げた。
会場では工場すべてをデジタルでつなぎ、モノづくりをスマートにする先進デジタル工場「V-FACTORY」をメインコンセプトに、ファイバーレーザマシンや加工システムなどの機器紹介や実演があり、集まった報道陣も関心を寄せていた。同イベントは6月27日(土)までの毎週金・土曜日に開催され、国内外から約5000人の来場が見込まれている。
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