7月6日から中央公民館で写真展を開催する「いせはらフォトクラブ」の代表 古木 光夫さん 岡崎在住 76歳
趣味に仕事に一生懸命
○…60代を中心に19人が活動中の写真サークル「いせはらフォトクラブ」。7月6日(月)から12日(日)に中央公民館で開かれる「いせはらフォトクラブ写真展」は、会員にとって年に1度の晴れ舞台だ。15回目の今年は各自が4点ほど出品し、うち1枚は課題作品。お題である「市内の歳時記」を追った力作など80点ほどが並ぶ。「趣味の写真ですが、皆真剣です。楽しんでいただければうれしいですね」と笑顔をみせる。
〇…秦野市に9人兄姉の末っ子として生まれた。物心つく前に両親を亡くし、中学卒業後に就職。日本茶の老舗「株式会社茶加藤」の平塚店に住み込みで働き、商品の仕入れや販売など様々な業務に従事した。結婚は30歳の時。2年後には長女が誕生し、その後、伊勢原市に新居を構えた。マージャンやパチンコはやらず、真面目に一生懸命。定年までの50年間を振り返り、「無趣味の人間だった」と感じた。これが写真を始めるきっかけとなった。
〇…友人の紹介で「いせはらフォトクラブ」に入ったのが2005年。それまでカメラを持つ機会はほとんどなく、「デジカメの仕組みや使い方はちんぷんかんぷんでした」と懐かしむ。それでも仲間と全国を歩きファインダー越しに広がる美しい風景の数々が、人生に新たな彩りを与えてくれた。自宅のリビングには3年ほど前に長野県の白馬で撮影した風景写真が飾られている。早朝5時、静寂の水田一面に反転した雪化粧のアルプスをとらえた一枚。「写真は1回撮れば良いというものではなく、満足できる1枚をこれからも追いかけます」と抱負を語る。
〇…趣味の写真に加え、普段はシルバー人材センターに登録し仕事も続けている。「健康維持のために」と、地域の卓球サークルにも参加中だ。「写真と運動と仕事。この3つをこれからも続けていきたいですね」。”多趣味”の人間になった今も、真面目に一生懸命を貫いている。
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